2020年01月01日

Faceswap で deepfake 動画を作ってみる (その2)

つづき

2.機械学習
作成したデータを機械学習にかけて、モデルを作成します
04.png
Train タブ
@ Input A
変換元の顔画像のフォルダを指定します。
A Input B
変換後の顔画像のフォルダを指定します
Alignments は、指定する必要はありません(すでに顔だけ切り出してあるため)

B Model Dir
学習結果を保存するフォルダを指定します。

C Trainer
学習方式を指定します。精度や性能や演算負荷のトレードオフとなります。
Original が faceswap の初期バージョンから実装されてるもので軽量です

D Training Batch Size
一度にどれだけ多くの学習を実行するかを指定します。
数を増やせばスピードはあがるが、GPUやメモリ容量と要相談

Train をクリックすると学習を開始します。
定期的に自動保存するので、学習を一時中断(Stop)しても、また Train で再開できます。
ただ、開始直後は、Stopかけてもなかなか止まらないので要注意

学習の進行状況は、Graph と Preview で確認できます。
数値的は、0.02 が目標

Preview は 3枚の画像があり、元画像(Original)、中間画像、学習結果(Swap) となっている。
学習結果が満足のいく出来になったら Convert へ進む。


3.動画作成
学習結果で動画を作成します

07.png
Convert タブ
@ Input Dir
変換元の動画本体をを指定します。
A Output Dir
変換後ファイルのフォルダを指定します

B Model Dir
学習結果を保存したフォルダを指定します。

C Writer
変換結果のファイルフォーマットを指定します。
mp4 ファイルなら Ffmpeg
動画GIFや一連の静止画も可能

モデル学習と違う動画を Input に指定すると alignments ファイルが存在しないため、動的に顔検出処理をします。
でも、エラーになることが多い気がするので、モデル学習用の動画で試してみてください。

Happy deepfake !

posted by とーふ at 14:03| Comment(0) | PCソフト
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